商品詳細
「『項羽と劉邦』は、司馬遼太郎の歴史小説。楚漢戦争期を舞台に、鬼神のごとき武勇で秦を滅ぼした楚の項羽と、余人にない人柄で人々に推戴され漢帝国を興した劉邦を描く。『小説新潮』誌上で1977年1月号から1979年5月号まで連載された。
紀元前3世紀末、秦の始皇帝は中国史上初の統一帝国を創出し戦国時代に終止符をうった。しかし彼の死後、秦の統制力は弱まり、陳勝・呉広の一揆がおこると、天下は再び大乱の時代に入る。――これは、沛のごろつき上がりの劉邦が、楚の猛将・項羽と天下を争って、百敗しつつもついに楚を破り漢帝国を樹立するまでをとおし、天下を制する“人望”とは何かをきわめつくした物語である。(新潮社)
1970年代半ばより数度訪中取材し執筆された。勇猛さでは不世出の武人といえる楚の項羽と、戦下手だがその人柄によって周囲を賢人に恵まれ最後には天下を手にした漢の劉邦。秦末の始皇帝の死から書き起こし、2人の英雄を軸として数多の群像の興亡を語り、項羽の死を最後に筆を置いている。司馬は、揚子江周辺で暮らしていた稲作集団である楚とは、黄河流域で形成された中国文明にとって最後の異質文化を持った異分子であり、この楚人達が項羽によって率いられて大陸を席巻したことにより楚人の稲作と湖沼の文化が投げ込まれ、このことが多民族多文化が混淆して成立した中国文明にとっての最後の総仕上げとなり、「汎中国的なものへの最初の出発点」となったと評している。『ウィキペディア(Wikipedia)』
新潮社・昭和55年6~8月初版発行の司馬遼太郎「項羽と劉邦」上j中下帯付きです。本体帯とも経年のヤケは少なく、シミや書き込み、蔵書印などはありません。希少な帯付き初版本3刷揃いです。
43年前の古書であることをご理解の上、購入の検討をお願いいたします。
商品の情報
カテゴリー: | 本・雑誌・漫画>>>本>>>文学・小説 |
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商品の状態: | 目立った傷や汚れなし |
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